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開花情報

開花情報バックナンバー

2020年10月25日(日)

今日のスタッフのおすすめ~ハロウィンプランツ編~

モンスターがたくさんいます!!

モンスターがたくさんいます!!

同じサトイモ科のフィロデンドロン・ビペニフォリウムはモンステラと 葉の形が異なります

同じサトイモ科のフィロデンドロン・ビペニフォリウムはモンステラと 葉の形が異なります

〇モンステラ A・Bドーム

ジャングルのような大温室内を歩いていると、背中を誰かに見られているような気配が…振り返るとモンスター!?ではなくモンステラ。

長く垂れ下がる根に、切れ目の入ったマスクのような葉はまるで恐ろしいモンスターのようです。

モンステラの名は、ラテン語で怪物を意味するモンストラムから由来します。

モンステラは大型のツル性植物で、大きな葉は長さ1mになります。鬱蒼としたジャングルの樹木に、ツルを伸ばして着生する姿と、個性的な葉か怪物のように見えたのかもしれませんね。

植物館ではモンステラの他にも、何種類ものサトイモ科の植物を展示しています。

葉の形も様々でまるで見ていると楽しいです。

皆様のご来館をお待ちしております。

2020年10月24日(土)

今日のスタッフのおすすめ~ハロウィンプランツ編~

ガジュマルはAドームとBドームとんとん橋の手前で観察できます

ガジュマルはAドームとBドームとんとん橋の手前で観察できます

幹生果であるアコウは現在、ブチブチ…と幹から実をつけている様子もみ られます。

幹生果であるアコウは現在、ブチブチ…と幹から実をつけている様子もみ られます。

○ガジュマル A・Bドーム

園芸店で鉢植えのインテリアとして入手できるお洒落なガジュマルは、温室や熱帯地域では大きく育つためミステリアスな空間を演出してくれます。

別名「絞め殺しの木」と呼ばれ、幹の途中からのびた気根が、他の樹木を包み込むように絡まりながら生長し、とりついた樹木を枯らせてしまうことからこの別名がついています。

館内(前庭東側)では、ガジュマルと同じイチジク属の仲間であるアコウの「絞め殺し」を目撃することができます。

夢の島熱帯植物館の怖い特徴をもつ植物たちが、ハロウィンムードを盛り上げてくれています。

2020年10月18日(日)

今日のスタッフのおすすめ~ハロウィンプランツ編~

今年に咲いた花。そうめんのように見えます。

今年に咲いた花。そうめんのように見えます。

朱色の実があふれ落ちます。

朱色の実があふれ落ちます。

「うらめしやー!」と叫んでるみたい!?

「うらめしやー!」と叫んでるみたい!?

〇パナマソウ Bドーム

Bドームを進んでいくと、そこは昼間でも少し薄暗い場所。

近くには人気のヒスイカズラや、夏の間、情熱的な赤い花を咲かせていたトーチジンジャー等の花形スター達が目立ち、パナマソウは奥まったところに位置しています。

原産国は中央・南アメリカ。「パナマ帽」はこのパナマソウの若い葉の部分から作られています。

葉の見かけはヤシに似ていますが、パナマソウ科に属しております。

多年草で、地上への茎はなく根本から多数の葉が根生状にでています。

今年の夏には花も咲かせていました。そうめんのような、糸のかたまりみたいなとても不思議な形状の花です。一日花なので、翌日にはパラパラと下に花は散ってしまいます。なかなか見ることが出来ないとても貴重な花です、タイミングよく見られた方はラッキーです。

今は丁度、色鮮やかな朱色の実がはじけてきた姿を見ることができます。

いつもは目立った存在ではないですが、時々ハッと驚く姿を見せてくれる憎めない存在です。大小ある扇状の葉が折れている姿は、「待ってーー!」「どうか、気づいてーー!」としているようにも見えませんか。

もしかしたら、「うらめしやーー」と叫んでいるのかもしれません。

2020年10月17日(土)

今日のスタッフのおすすめ~ハロウィンプランツ編~

リュウケツジュ

リュウケツジュ

〇リュウケツジュ(鉢植え) イベントホール

リュウケツジュをぱっと見た印象は、同じドラセナ属のドラセナ・コンシンネなどとよく似ています。

しかし、葉と幹の間をよーく観察してみると…ん??血が出てる!!?名前の由来となった、暗褐色(血の色)の樹液がにじみ出ているようです。

漢字で書くと”竜血樹”!恐ろしい名前ですね。

原産地のスペインでは、幹を傷つけて樹液を採取し、薬や染料として利用していました。

切ってお見せしたいのはやまやまですが、こちらは当館が大切に育てている株です。

傷つけて、流血させるわけにはいきません。

枯葉を取っただけで、樹液が滴ってしまうリュウケツジュ。

もし切ったらどうなってしまうのか…血が吹き出る?

動物のように肉と骨がある!?

もしかして、痛さのあまり動きだしてしまうかも…!


ここから先は、想像でお楽しみください。

2020年10月15日(木)

今日のスタッフのおすすめ

キイジョウロウホトトギス

キイジョウロウホトトギス

白い花弁に見えるのは萼片(ムニンセンニンソウ)

白い花弁に見えるのは萼片(ムニンセンニンソウ)

栽培温室で育てていた鉢物が開花しましたので、展示しました。

〇キイジョウロウホトトギス  券売所 

環境省によるレッドリストで、絶滅危惧種Ⅱ類(VU)に指定されているユリ科の多年草です。 

漢字で「紀伊上臈杜鵑」と書き、日本の紀伊半島が原産地です。

〇ムニンセンニンソウ   エントランス 

小笠原諸島の固有種で、この種も絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。 

キンポウゲ科で、毒があるため島では「ドクヅル」と呼ばれています。


皆様のご来館をお待ちしております。

2020年10月11日(日)

今日のスタッフのおすすめ~ハロウィンプランツ編~

放射状に広がる葉。まるで喋っているようです。

放射状に広がる葉。まるで喋っているようです。

葉の内側にヒゲ(感覚毛)が見えます。

葉の内側にヒゲ(感覚毛)が見えます。

〇ハエトリグサ 食虫植物温室

静かな食虫植物温室で、うるさいくらいに響いていた虫の羽音が、急に聞こえなくなりました。

ひょっとしたら、虫は、ハエトリグサに捕まってしまったのかもしれません。もしそうならば、固く閉じられた2枚の葉から逃げることはできません。

二枚貝のように広げたハエトリグサの葉は、それぞれ3本ほどのヒゲ(感覚毛)があり、虫などがこの感覚毛に2度触れると、0.5~1秒の速さで葉が閉じます。そして、かたく閉じた葉の内側から消化液を分泌します。虫は逃げることも出来ずゆっくりと消化、吸収されてしまうのです。

もちろん、植物ですから光合成もしており、虫が捕れないからといって枯れることはありません。それでも、痩せた土地で生きていくために、虫を栄養源にできるように進化したその姿には、自然の不思議さや、神秘さを感じます。

小さいけれど、恐ろしくて神秘的なその姿を、ぜひ一度、じっくりとご覧になりませんか?

ひょっとしたら、ハエトリグサのこんな声が聞こえてくるかもしれません。

「いつか、もっともっと進化して、この人間とやらを捕まえて食べてみたいなぁ、ぐふふ…」

2020年10月10日(土)

今日のスタッフのおすすめ~ハロウィンプランツ編~

まるで実物のような模型

まるで実物のような模型

〇ラフレシア(展示模型) 

企画展示室誰しも一度はその名を聞いたことがあるでしょう、幻の花「ラフレシア」…日本で一般的にラフレシアと呼ばれる花は、「ラフレシア・アーノルディ」という種を指します。

ラフレシア属は東南アジアの島々やマレー半島に分布し、特にこのラフレシア・アーノルディはインドネシアのスマトラ島で見ることができます。

ラフレシア・アーノルディは、他のブドウ科の植物の根に寄生し、相手の細胞の中に糸状の組織を食い込ませ、増殖していきます。

そしてなんと、葉も茎も根も持たずに開花します。

ラフレシアの花は大きいもので直径1メートル以上もあり、その花が発する匂いが強烈すぎることで有名になりました。

「獣の糞」「腐った肉」「汲み取り便所」「腐った死体」「腐った卵」などと表現されています。とにかく、とっても臭いんです。

この匂いに誘われて集まったハエに花粉を運んでもらうことが目的なのです。

そして見た目もグロテスク。

花全体が腐った肉のようなドス黒い赤色で、質感まで腐った肉に似せたまだら模様の分厚い花弁を咲かせます。

この花を最初に発見したヨーロッパの探検隊は、あまりに禍々しいラフレシアの姿とその匂いから「この植物は人間を食べるのか!?」と、誰も近づくことが出来なかったそうです。

そんなラフレシアの花は開花から早くて3日~1週間ほどで枯れてしまうため、もともとの分布域の小ささも併せて滅多にお目見え出来ない植物として「幻の花」と呼ばれるようになりました。

残念ながら日本国内で本物のラフレシアを栽培している所はありませんが、ここ夢の島熱帯植物館には、精巧に造られたほぼ実寸大のラフレシアの模型があります。安心・安全に観察できますので、どうぞ幻の人食い花を見に来てくださいね!

2020年10月04日(日)

今日のスタッフのおすすめ~ハロウィンプランツ編~

今にも歩き出しそうです。

今にも歩き出しそうです。

足は8本以上!?

足は8本以上!?

見上げると葉の間から、ゴツゴツした実が顔を出しています。

見上げると葉の間から、ゴツゴツした実が顔を出しています。

〇タコノキ Cドーム

南国をイメージする樹木といえば、ヤシの木、シュロ、ソテツなどを思い浮かべます。

今回は、東京都の南国である小笠原諸島の固有種「タコノキ」をご紹介いたします。

ヒョロヒョロとした細い幹から出る何本もの気根が、タコの足に見えることからタコノキと呼ばれます。

葉は幹の頂部に密生し、細長で硬く、フチと主脈の裏には鋭い鋸歯があります。

そのトゲトゲに引っかかると、とても痛いです。

同じ鋸歯がある植物でもヒイラギのように魔除けの装飾に用いられるものもありますが、その大きさと不思議なフォルムは、植物界の頭足類モンスターのように見えてきます。

でもスミは吐かないので安心してください。

現在、タコノキはパイナップルのようなゴツゴツとした集合果を結実しています。

写真のようにまだ緑色の実は、秋も深まる頃には黄色から橙色に変化し、完熟するとばらばらになって落ちていきます。

昨日ご紹介しましたタコ足兄弟のヤエヤマヒルギと一緒に、夜になるとドームの中を歩き回っているかもしれません。

ぐふふ。ぐふふ。

2020年10月03日(土)

今日のスタッフのおすすめ~ハロウィンプランツ編~

ひっそりと生長するヤエヤマヒルギ。

ひっそりと生長するヤエヤマヒルギ。

幹の途中から何本も根が出ています。まるで足のよう。

幹の途中から何本も根が出ています。まるで足のよう。

9月29日~11月1日まで、夢の島熱帯植物館ではハロウィン・パーティーを開催しています。

そこで10月の開花情報は、ハロウィンのおばけを連想させるような植物「夢の島ハロウィンプランツ」9種をスタッフがご紹介いたします。

〇ヤエヤマヒルギ Aドーム

日が沈み公園内をコウモリが飛び始める頃、夢の島熱帯植物館の大温室は昼間の明るさから一転して、鬱蒼とした雰囲気になります。ふとAドームの池を見ると、何本もの根を泥地に突き刺し、生長している植物がいます。

ヤエヤマヒルギです

その姿は、底なし沼から這い上がろうと、もがいているかのよう。


さて、実際には夢の島熱帯植物館に底なし沼はありません。Aドームにはマングローブ(熱帯、亜熱帯地方の海水と淡水が混ざり合うエリアに生育する植物の群落)を模したエリアがあります。

マングローブの代表的な植物がヒルギです。植物館にはオヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギの三種を生育しています。

写真のように、ヤエヤマヒルギの幹から何本も伸びた根は、這い上がろうともがいているわけではなく、マングローブの過酷な環境を乗り越えるためのものです。

この根は、呼吸根(ぬかるんだ泥地でも空気を取り込みやすくするため根)とも、支柱根(泥地から流されないよう幹を支えるための根)とも呼ばれます。

でも、もしかしたら、人間が寝静まった頃に、マングローブから這い上がって、大温室内を歩き回っているかもしれません。ぐふふ。

2020年10月02日(金)

みごろの花

背が高いディコリサンドラ・ティルシフロラ(写真は以前の様子)

背が高いディコリサンドラ・ティルシフロラ(写真は以前の様子)

下向きに咲くシクンシ

下向きに咲くシクンシ

夢の島熱帯植物館の「みごろの花」をご紹介いたします。

【大温室】

①ヘリコニア・ラティスパタ  Aドーム

Aドームを入ると直ぐに、大きな水音で落ちる滝や大きな池に目を奪われます。

その池にせり出して咲く姿がちょうど目線にあり、花の細部にも目がいきそうです。

②オドントネマ・ストリクツム  Aドーム

夏の終わりから冬にかけて見られる花です。

今は、秋の穏やかな陽に少しばかり控えめに咲いているように感じられます。

鮮やかな赤い色の花や小さな蕾までもがツルっとしていて、一見人工的に造られたもののようです。

③ディコリサンドラ・ティルシフロラ  Bドーム

トンネルを抜けると見えてきます。

花の青紫色と葉の深緑色が落ち着いた感じで、ハロウィンらしいでしょうか。

三つの花弁が、可憐な花を形作っています。

④オウギバショウ  Cドーム

ついつい花がどこに咲いているのか、真上を眺めてしまいます。

大きな葉のように、花もワイルドに男前。

⑤シクンシ  Cドーム

ドーム出口付近に漂う甘い香りは、この花の香りです。

夕方から夜にかけて咲く為か、夕方の方がより香ります。

咲き始めの白い色が、赤い色へと変化する姿も魅力的。

【ハーブ園】

⑥サルビア・レウカンサ(アメジストセージ)

初秋から晩秋までの花を咲かせています。

ビロードのような花の質感や、細長い花穂が風に揺られる景色はとても秋らしいです。

ハロウィンシーズン到来!前庭に今年も沢山のオバケカボチャがやってきました。

カボチャや見頃の花を背景に、記念写真を撮ってみてはいかがでしょうか。

植物館では、今回ご紹介した「みごろの花たち」のマップもご用意しております

是非、この機会に植物館にいらしてみてはいかがでしょうか。


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