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2017年10月20日(金)

「夢の島ハロウィンプランツ -しめ殺してしまう木-」

当館のガジュマルは何も絞め殺していません!

当館のガジュマルは何も絞め殺していません!

第三弾は身の毛もよだつ「しめ殺しの木(ガジュマル)」

さて、なぜそんな恐ろしい名前がついたのか?

ある日、樹木は自分の体からガジュマルの芽が発芽していることに気が付きました。小さなガジュマルは、樹木の枝に細い根を絡ませ栄養を吸っているようでした。月日がたち、小さかったガジュマルは樹木と同じか、それ以上の大きさまで生長しました。細かった根は太くなり、何本にもなり樹木の幹を覆うように互いに絡まりながら伸びていきます。中には樹木の枝から地面に向かって伸びていく根もあります。樹木も幹を大きくし、葉を茂らせたいのに、気が付けば幹も葉もガジュマルに覆われ、陽の光を浴びることも出来ません。その姿は、ガジュマルが樹木をしめ殺しているかのよう。とうとう、樹木は土の養分すらもガジュマルに吸われてしまい、いつしか枯れて・・・。初めからそこにいたかのようなガジュマルの木だけが残りました。

あああ、怖い。

さて「しめ殺しの木」というのは宿主の樹木に絡みついて「しめ殺す」植物群の総称です。ガジュマルの他、アコウやプミラも仲間になります。これだけ読むとガジュマルが悪い植物のようですが、暗い森の中で日光を浴びるにはこの作戦が有効的な戦術だったのです。当館のガジュマルは他の樹木とも共存し元気に生長しています。複雑に絡み合った根は圧巻です。

皆様のご来館をお待ちしております。


〇ガジュマル

展示場所:Aドーム

科:クワ科

属:イチジク属

学名:Ficus microcarpa

2017年10月12日(木)

「夢の島ハロウィンプランツ ―おばけの葉―」

滝の脇から気根を垂らしています

滝の脇から気根を垂らしています

大きいのもので、約1メートルもある葉

大きいのもので、約1メートルもある葉

第二弾は「モンステラ・デリキオサ」

大きく、 穴だらけでまるで南国の儀式に使うお面のような葉を持ち、ずるずると長い気根を伸ばす植物、それが今回紹介するモンステラです。

モンステラは本来薄暗いジャングルに生息し、光りを求め他の植物や岩に絡みつきながら生長します。その姿はさながら、大きな葉っぱの顔のおばけが細長い手足を伸ばしているようです。そんなイメージからかモンステラの名前はラテン語で奇怪、異常を意味する「monstrum(モンストルム)」が語源と言われています。おそらく、最初に発見した方は見たこともない大きな穴だらけの葉をとても恐ろしく感じたのでしょうね。

当館の葉っぱのおばけたちも皆様のご来館をひっそりとお待ちしております。


○モンステラ・デリキオサ

展示場所:大温室Aドーム、Bドーム

科:サトイモ科

属:モンステラ属

学名:Monstera deliciosa

2017年10月05日(木)

「夢の島ハロウィンプランツ -怖い姿をしている葉-」

10月は「ハロウィン・パーティー」にちなみ、4週にわたってスタッフが選んだハロウィンにふさわさしい植物をご紹介いたします。

第一弾は「コウモリラン」

名前だけを聞くとコウモリのようなランの花を連想してしまいそうですが、ランの仲間ではなく着生シダの仲間です。当館では「ビカクシダ」の名前で展示をしています。エントランスホールで風に吹かれるたびに揺れる葉は、まるでコウモリの大群が一斉に羽ばたくように見えます。

ああ、怖い。

皆様のご来館をお待ちしております。


○コウモリラン(ビカクシダ)

展示場所:エントランスホール

科:ウラボシ科

属:ビカクシダ属

学名:Platycerium bifurcatum

2017年10月03日(火)

開花情報文(スタッフのオススメ・10/3)

蕾が音符のようにも見えるクレロデンドルム・インシスム

蕾が音符のようにも見えるクレロデンドルム・インシスム

小笠原固有種のムニンセンニンソウ

小笠原固有種のムニンセンニンソウ

今週、栽培温室で見頃を迎えたため新たに展示した鉢物をご紹介いたします

○券売所周辺 サルビア・レウカンサ (シソ科 Salvia leucantha)

○券売所周辺 ネコノヒゲ (シソ科 Orthosiphonanistatus)

○エントランス  クレロデンドルム・インシスム (シソ科 Clerodendrumincisum)

○エントランス   ムニンアオガンピ (ジンチョウゲ科 Wikstroemia pseudoretusa)

○イベントホール ニンニクカズラ (ノウゼンカズラ科 Pseudocalymma alliaceum)

○イベントホール ムニンセンニンソウ  (キンポウゲ科 Clematistermiflora var.boninensis)

○イベントホール キイジョウロウホトトギス (ユリ科 Tricyrtismacranthopsis)


なお、次の鉢は花が終わったため、栽培温室に下げました。

○イベントホール オオハマギキョウ、マンゴー

2017年10月03日(火)

夢の島熱帯植物館の「みごろの花」をご紹介します。(2017年10月3日現在)

名前はジンジャーでも、ツユクサ科

名前はジンジャーでも、ツユクサ科

葉も軟毛があるサルビア・レウカンサ

葉も軟毛があるサルビア・レウカンサ

熱帯大温室内

①オドントネマ・ストリクツム (Aドーム)

緑色の葉の先に咲く赤い筒状の花は、まだまだ楽しめます。

②ディコリサンドラ・ティルシフロラ(Bドーム)

レッドジンジャーに花が似ていることから、ブルージンジャーという別名がつけられています。

③ゴレンシ(実) (Bドーム)

実が大きく黄色くなってきて、たわわになっているのがよく見えます。

④パパイヤ(実) (Cドーム)

ようやく実が黄色くなってきました。大きさは20センチくらいあります。


ハーブ園

⑤サルビア・レウカンサ

またの名を、アメジストセージ。美しい紫色とやわらかな質感が特徴です。


北側花壇

⑥パンパスグラス

穂が開いてきて、さらにふわふわになっています。


植物館では、今回ご紹介した「みごろの花たち」のマップもご用意しています。是非、この機会に植物館にいらしてみてはいかがでしょうか?

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